國文華協会



今も残る本居学和歌山学統


 写真は平成29年4月14日に紀伊國須佐神社で撮影。須佐神社では寛政6年の本居宣長、本居大平訪問以来、本居学を奉じ代々和歌山本家との交流を絶やさず学統を維持して来ました。

 本居宣長の歌碑は以前から存在しますが、最近も分かりやすい解説を加えた形で新しい石碑が追加されています。

 須佐神社は今から千三百年前程前の元明天皇の代(古事記や日本書紀が撰録された時期)に元明天皇により移築された記録があり、延喜式にも記載のある古社ですが、後醍醐天皇や楠木正成が兵杖や荘園を寄進した崇敬社でもあります。武運長久に功のある神社とされ、戦勝を祈願したであろう戦艦の乗務員の写真なども飾られています。

 社家を務める小賀家(尊皇運動の功により岩橋から改姓)は本居学に通じた教師を多数輩出し、御一新後の取るべき政策を論じた著書を著し、南方熊楠の恩師として南方を激励し、郷土歴史に通じた考古学者を出すなどしています。




(五瀬:平成29年4月17日) 






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