國文華協会



平成29年4月
桓武天皇柏原御陵に参拝



 4月14日に京都の桓武天皇柏原御陵に参拝しました。一般に「神道」というと、御利益などを期待するだけのものと誤解されがちですが、國風の道の根本は祖霊崇拝にあります。これは御利益を言うのではなく、自分自身のあり方を求めるならば、自ずと自分達の起源に関心が向かうはずです。悠久の祖先に感謝する事は人として自然な事で、実際、自分の遠い祖先である桓武天皇の御陵の前に立てば自然と感謝の念が湧き、特に御利益を求める、求めないに関わらず、千年帝都平安京創建の偉業を成し遂げた偉大なる祖先に恥じない者であろうという気持ちが起こります。

 偉大なる祖先の御前で、決意を新たにしました。

 思えば、桓武天皇は桓武平氏のみならず、源氏の祖先でもあり、皇室の祖先でもあります。日本人なら、ほとんどの人がこの系統に縁があると思われます。私達日本人というのは共通の祖先によって、同じ内面を共有している仲間です。この点忘れない様にしたいところです。

 なお、皇族や桓武平氏の信仰が続いていたと言うのに、かの豊臣の時代には伏見桃山城の建設によって参拝が不可能になり、所在すら不明となってしまったそうですが、現在は参道なども綺麗に整備され、樹木の手入れも行き届いています。宮内庁の皆様には感謝いたします。




(五瀬:平成29年4月16日) 






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